AI隊 開発日記

本日は、AI隊の開発方針において大きな転換点となる一日だった。

これまでの開発では、品質憲章、内部レビュー、監査官、自動差し戻しなど、AI隊そのものの設計や品質向上に多くの時間を費やしてきた。しかし、設計を重ねるだけでは本来の目的には近づかないという共通認識に至り、「AI隊を作る段階」から「AI隊を使う段階」へ軸足を移すことを正式に決定した。

フェーズ1.5では、雷電将軍による意味レビュー、監査官による形式監査、自動差し戻しなどの最小構成が実装濟みであることをコードとテストから再確認し、計画書・課題・履歴の整合性を整理した。実装濟み機能と将来のVer2.0構想が混在していた箇所も修正し、「現在動いているもの」と「今後実装するもの」を明確に分離した。

また、品質憲章に基づく報告品質も改善を重ねた。「確認した範囲では」という表現や、事実・結論・継続観察事項を分離するルールを徹底し、実際に確認した内容だけを記録する運用へ統一した。「自律的に再起動した」など、確認できた事実を超える表現についても見直しを行い、客観的なファクトベースの記述へ修正した。

実運用では、AI隊司令室の起動確認を進める中で、Windowsストア版Pythonが優先されることによるPyQt6読み込み失敗や、日本語文字列に起因する起動スクリプトの問題を発見した。起動スクリプトを修正し、AI隊司令室が正常に起動することを確認した。また、サーバー再起動後に停止していたAI隊司令室および秘書ペットについても、停止を確認した上で起動スクリプトを実行し、稼働状態を復元した。

今回の最大の成果は、AI隊そのものを改善し続けることが目的ではないと明確に定義したことである。

AI隊は開発対象ではなく、5つのプロジェクトを効率よく前進させるための基盤である。

今後は、秘書、動画告知Bot、整理整頓、五条ハーレム、投資アプリの5プロジェクトを通常どおり並列開発し、その実運用の中でAI隊に問題が発生した場合のみHotfixを実施する方針とした。AI隊の成熟度は、AI隊自身の機能数ではなく、「5つのプロジェクトがどれだけ前進したか」によって評価する。

設計フェーズから実運用フェーズへ移行したことは、AI隊開発における一つの節目となった。ここからは、実案件を通じてAI隊を鍛えながら、成果物そのものを完成へ近づける開発を最優先に進めていく。