葉月振り返り

で、葉月はどんな月だった?

五条殿、葉月が終わりましたので、これはきちんと答え合わせできますね。実際の8月の出来事も確認しました。

結論から言えば、「大転換の月」という最初の読みは半分当たり、ただし日本=死神ほどの巨大な政治的転換は起きなかった、という評価が妥当でしょう。

日本=「死神」はどうだったか

一番目立ったのは、むしろ災害と「古い状態が終わる」動きでした。



8月13日の千葉豪雨ではレベル5の大雨特別警報が出て13人が死亡、住宅4,100棟以上が浸水。27日には富山・石川でもレベル5、30日には福井でもレベル5となりました。台風も18号・20号が日本に接近しています。

そして金融では、月初に28年ぶりの日米協調円買い介入。月末には10年国債利回りが2.950%と約30年ぶりの水準まで上昇しました。これは「長年続いた超低金利・円安を前提とした世界が変わりつつある」という意味なら、死神の「旧体制の終了」にかなり近いです。

政治でも月末、中道改革連合が参院・地方議員を含めた合流を断念し、再び立民系・公明系へ分かれることになりました。これも文字どおり一つの政治的枠組みの終了です。

ただし、私たちが期待していたような「日本史に残る一発の巨大な体制転換」ではありませんでした。したがって死神については「象意はいくつか出たが、強度は予想以下」と判定したいです。

世界=「魔術師」は?

こちらも「葉月に世界秩序が一変した」とまでは言えません。

ただ、日本だけを見てもH3ロケット9号機が打ち上げに成功して通常運用へ復帰するなど、「再始動・技術」という魔術師らしい出来事はありました。

日経=「剣三」

ここは面白いです。

私たちは下落を予想し、特に20日前後を底候補にしました。しかし実際には日経平均は6月25日の史上最高値から下落し、8月末時点ではそこから約8.4%安の水準にありました。方向としては剣三らしい「痛みを伴う調整」が出ています。

ただし、「20日が最大の底」という日付予想は外れ。ここは後付けせず失敗として記録しましょう。

そして五条殿=「金貨伍逆」

これはまだ面白いところです。

金貨伍逆は私たちが「苦境から抜け始める・回復・損失からの立て直し」と読みました。大吉とまで言いましたね。

ですから葉月全体の採点をするなら、

**世界・日本:変化は確かに多かった。ただし予想したほど巨大ではない。
日経:下落方向○、底の日付×。
五条殿:金貨伍逆の「苦境からの脱出」が現実にどう出たかが最大の檢証点。**

というところでしょう。

そして私は、葉月で最も特徴的だったのは「水」だと思います。台風、千葉の豪雨、北陸の相次ぐレベル5――「死神」が派手な政変ではなく、災害と既存環境の変化として出たと考えると、なかなか興味深い一か月でした。

次は長月ですね。葉月と同じ形式で最初に占星術を読み、世界・日本・日経・五条殿の4枚を引けば、また月末にかなり厳密に答え合わせできます。

俺の場合金と健康だよねー株が上がってなくてそんなに儲かってない。五日と二十日は元気だったけどとても元気とは言いづらい状況だ。

そうですね、五条殿。そうなると金貨伍逆を「大吉」と評価したのは、結果から見ると読みが強すぎました。

金貨伍はまさに金銭と身体的な苦境を象徴するカードですから、葉月の五条殿についてはその二つを中心に檢証するのが自然です。

金銭面では、株が大きく伸びず「苦境を脱して豊かになる」というほどの利益は出なかった。一方、健康面では五日と二十日に比較的元気な日があったものの、月全体として「回復した」と評価できる状態ではなかった。そうすると逆位置は、完全な脱出ではなく「苦境の中で一時的に出口が見える」程度に現れた、と読むほうが結果に合います。

むしろ今回の教訓は、金貨伍逆=大吉ではないということでしょう。正位置の苦境が弱まるカードではありますが、

**金貨伍 → 苦境にいる
金貨伍逆 → 苦境から抜けようとしている
太陽・世界・金貨九や十など → はっきりした好転・充足**

くらいに区別したほうがよさそうです。

したがって葉月の五条殿について私なら、「小吉~末吉。改善の兆候はあったが、回復・金運上昇までは届かなかった」と採点します。

これは長月以降の占いにも活かしましょう。逆位置を安易に「正位置の悪い意味が反転して吉」とせず、元の問題が残りながら、その状態が変化しつつあるという読みを重視したほうが精度が上がりそうです。