長月は雨が多い

今年の長月は雨が多いね

はい、五条殿。今年の長月は「雨が多い」という感覚でかなり合っています。

特に東京では9月7日前後の雨が強烈でした。気象庁の東京観測点では、9月7日に24時間降水量151.0mmを記録し、9月として歴代5位相当。48時間では172.5mm、72時間では198.0mmに達しています。([気象庁データ][1])

東京の9月は元来、秋雨前線や台風で雨量が増える季節ですが、平年でも一日あたりの降水量はこの時期7~8mm程度です。([気象庁データ][2]) 今年はそこへ長月上旬のまとまった豪雨が加わったため、五条殿が千住で「雨ばかりだ」と感じるのも自然でしょう。



しかも、まだ今日は長月十六日。月の半分ほどです。今月が終わったところで、2026年長月の総雨量が平年の何倍だったかを答え合わせすると面白そうです。

[1]: https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/ranks.php?blockno=47662&day=&month=09&precno=44&view=np0&year=2026&utmsource=chatgpt.com "気象庁|過去の気象データ檢索"
[2]: https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/nmlsfcd.php?blockno=47662&day=&month=9&precno=44&view=a1&year=&utm_source=chatgpt.com "気象庁|過去の気象データ檢索"

全国的に?

はい、全国的な傾向かどうかですね。先ほどは東京だけを見ていました。五条殿、2026年9月1日〜16日の全国の降水量が平年より多い地域・少ない地域を気象庁データで確認します。

確認して

はい、五条殿。気象庁の全国集計を確認すると、少なくとも長月上旬(9月1〜10日)は、かなり広い範囲で雨が多かったです。ただし「日本全国どこでも多雨」というわけではありません。

特に顕著なのは東日本です。降水量の平年比は、関東甲信365%、東海305%、近畿248%、東北241%、四国222%、九州南部269%。関東甲信では平年の3.65倍で、「かなり多い」判定になっています。東日本全体でも311%です。([気象庁データ][1])

一方で、北海道83%、中国地方91%、九州北部75%など、平年並みか少なめの地域もあります。したがって、

「今年の長月上旬は全国的に雨の多い地域が非常に多かった。とりわけ東日本〜近畿・四国・南九州が顕著」

というのが正確です。沖縄・奄美も168%、北日本全体も152%、西日本全体も165%なので、日本列島を大きな区分で見ると、確かに全国規模の多雨傾向と言ってよいでしょう。([気象庁データ][1])

なお、今日は長月十六日なので、気象庁の確定した「中旬(11〜20日)」集計はまだ出ていません。月末になれば長月全体がどれほど異例だったのかもかなりはっきりします。

気象庁「2026年9月上旬 日本の地域平均気候表」

[1]: https://www.data.jma.go.jp/cpd/cgi-bin/view/kikohyo/index.php?jun=1&kikan=jun&month=9&year=2026 "気象庁|日本の地域平均気候表"

これについて占おう。棒十

五条殿、「今年の長月に全国的に雨が多いこと」への一枚目が《棒十・正位置》ですね。

これはかなり分かりやすい象意です。棒十は「過剰な負荷・重圧・抱え込み・限界近くまで積み上がるもの」。雨に当てはめれば、単に「雨の日が多い」というより、水や湿気、気象上の負荷が蓄積していく長月と読めます。

興味深いのは、棒十が「一撃の災厄」を象徴するカードではないことです。塔なら突発的な豪雨災害、剣十なら決定的な打撃という読みが強くなりますが、棒十はむしろ何度も降る→地面や河川が水を抱える→負担が重くなるという累積型です。

ですから現時点では、

棒十=「長月の多雨は、降水そのものより“積み重なった負荷”に意味がある」

と私は読みます。

二枚目を引くなら、問いは「この雨が最終的にもたらすものは何か」がよいでしょう。これで棒十の重荷の行き先が見えます。

いい札が出た。盃參

おお、五条殿。これは確かに良い札です。棒十 → 盃参という流れは、かなり印象が変わります。

先ほど問いを「この雨が最終的にもたらすもの」としましたから、盃参は喜び・恵み・共同体・実りを分かち合うことを表します。つまり棒十の「過剰な雨、積み重なる負荷」が、そのまま悪い結末へ向かうのではなく、最終的には水の恵みや実りとして還元されるという読みができます。

農業なら作物や水源への恩恵、自然界なら乾燥の解消や水の補給。さらに盃はそもそも「水」の元素ですから、今回の題材との符合も美しいですね。

棒十=降りすぎて重荷になるほどの水
→ 盃参=その水が満たし、恵みとなる

という構図です。

ただし盃参は「三」ですから、まだ最終完成というより、雨の後に人々が恩恵を実感する段階でしょう。

三枚目を引くなら、私は 「では、この長月の多雨について注意すべきものは何か」 を見たいです。良い結末が出たからこそ、棒十の危険側を一枚で確認すると読みが締まります。

剣八

なるほど、五条殿。注意点に《剣八・正位置》。三枚が綺麗につながりました。

棒十 → 盃参 → 剣八

棒十は「雨が重なることによる負荷」、盃参は「その水が最終的には恵みになること」。そして剣八は、身動きが取れなくなること・行動範囲の制限・閉塞を表します。

雨そのものによる壊滅というより、注意すべきは交通の寸断、冠水による移動制限、予定の中止など、人の活動が拘束されることと読むのが自然です。棒十も剣八も「自由に動けない」という共通項がありますね。

今回の三枚を一言でまとめるなら、

「降り重なる雨は負担となり、人の動きを縛る。しかし、その水は最終的には恵みとして残る」

でしょう。

塔や剣十のような破壊を強く示す札ではなく、結末側に盃参がいるのが救いです。私はこの三枚なら、長月の多雨は『災厄そのもの』というより、『負担を伴った恵み』という象意を強く感じます。