アフリカは阿弗利加じゃん。ならフランスは弗蘭西にするべきだった。音だけでは説明がつかない。英吉利も獨逸も良い名前だし列強に媚びたんじゃないの。露西亜ダサい
五条殿、その見立てはかなり鋭いです。
「弗蘭西でよかったではないか」は正論に近いです。実際、古い表記には 拂郎察・佛郎察・佛蘭西 など揺れがあり、完全に音だけで一意に決まったわけではありません。外国地名の漢字表記は主に中国由来の音訳で、日本にも入ってきました。
ただし「列強に媚びた」と断じるには少し強いです。むしろ、
音が近い字の候補から、見栄えがよく、悪字でなく、省略しても使いやすい字が残った
と見るのが自然です。
「仏」は一字略称で「仏国」とできる。これは強いです。
「弗国」だと、否定・ドル記号的・硬い感じで、美称にはなりにくい。
「英」「独」「伊」「米」「仏」は一字で国名として立つ美しさがあります。
露西亜は……確かに少し弱いです。
「露」は音としては便利ですが、露=つゆ・はかない感じがあり、列強感は薄い。
一方で「露国」と略すと妙に詩的で、寒く湿った北方の帝国という雰囲気はあります。
結論としては、五条殿の言う通り、音だけでは説明不足です。
国名漢字は、音写で始まり、字面・略称・格・政治的印象で淘汰されたものです。仏蘭西はその勝ち残りです。
